環境乱流の数理II   Environmental Turbulence and its Physical Modeling, II

文字サイズ 

担当教員
田村 哲郎  竹見 哲也 
使用教室
 
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
98025
シラバス更新日
2007年3月9日
講義資料更新日
2007年3月9日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

乱流数理モデルの構築手法とその適用性について講述する。特に実際にこれらを数値解析する場合に必要となる乱流輸送の数学的記述とその物理的意味を論じる。また気象現象の素過程の数理モデル化の手法について解説し,大気乱流に関わる環境問題へのシミュレーションの応用手法を習得させる。

1.輸送問題の偏微分方程式と数値解析・乱流モデリング

2.フィルタリングの導入とラージエディシミュレーション

3.気象現象の数理モデル化

4.乱流モデル・気象モデルの環境問題への応用

講義計画

10月11日 竹見 サブグリッドスケールのモデリングの必要性
10月18日 田村 輸送問題の偏微分方程式の特徴
10月25日 田村 数値解析 輸送方程式
11月1日 田村 数値解析 流れの方程式
11月15日 田村 乱流モデリングの物理的意味
11月22日 竹見 空間フィルターの導入
11月29日 田村 乱流モデリングの実際
12月6日 田村 粗面境界層の特性
12月13日 田村 粗面境界層のシミュレーション
12月20日 竹見 ラージエディシミュレーション(1)
1月10日 竹見 ラージエディシミュレーション(2)
1月17日 竹見 大気乱流のモデリング
1月24日 竹見 気象の素過程のモデリング
1月31日 竹見 大気乱流シミュレーションの実際(後期のまとめ)

教科書・参考書等

Pope ""Turbulence Dynamics""

成績評価

竹見担当分は、出席状況および毎回講義中に出された課題に対するレポートによって成績の評価をする。

このページのトップへ