環境乱流の数理I   Environmental Turbulence and its Physical Modeling, I

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担当教員
田村 哲郎  竹見 哲也 
使用教室
 
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
98006
シラバス更新日
2007年3月9日
講義資料更新日
2007年3月9日
アクセス指標
学期
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講義概要

自然界にみられる様々な乱流現象を環境という視点から論じ,その数理的な解釈およびモデルの記述方法を解説する。また浮力・回転など外力が作用する複合乱流の物理機構を明らかにする。さらに,大気境界層における流れや乱流の特性を解説した上で,気象現象を記述する基礎方程式を導入する。

1.環境・防災問題における流れの数理

2.流体物理・乱流物理(基礎方程式の導入と統計処理)と複合乱流の物理機構

3.乱流の現象論に基づく大気境界層の流れ特性

4.気象現象の基礎方程式の導出とその展開

講義計画

4月12日 田村 環境・防災問題における流れの数理
4月19日 田村 環境・防災問題と乱流
4月26日 田村 流体物理(基礎方程式)
5月10日 田村 乱流物理(統計処理)
5月17日 田村 乱流物理(温度場)
5月24日 竹見 大気境界層の構造と流れ
6月7日 竹見 大気境界層における乱流(自然風の変動)
6月14日 竹見 大気境界層における乱流(地形の影響)
6月21日 田村 乱流物理(回転場)
6月28日 竹見 気象現象の基礎方程式(運動)
7月5日 竹見 気象現象の基礎方程式(熱力学)
7月12日 竹見 気象現象の基礎方程式(雲・降水過程)
7月19日 竹見 気象現象の基礎方程式系
7月26日 田村 乱流の支配方程式のまとめ

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