化学環境学専攻修士課程は必修科目ですのでH26年度入学の化学環境学専攻修士課程学生は必ず履修してください。
概要:化学環境学における環境科学の基礎を講述する。地球環境システムの構成要素と現在における環境問題の次空間分布、原因となる人間活動を概観する。環境問題解決のために必要な3要素である現象解明と緩和技術、およびシステム評価と、相互連携を概説する。
講義は下記に記載の教科書を軸に行います。成績は授業出席と筆記試験にて評価します。
化学環境学における環境科学の基礎を習得する。地球環境システムの構成要素と現在における環境問題の次空間分布、原因となる人間活動を概観し、環境問題を地球環境システムの構成要素内の物質循環の変化の観点から理解する。環境問題解決のために必要な3要素である現象解明と緩和技術、およびシステム評価と、相互連携を理解する。
1. 地球環境問題と物質循環 (4/10)
2. 地球環境の概観 (4/17)
3. 大気圏の化学 (4/24)
4. 地圏の化学 (5/1)
5. 水圏の化学 (5/8)
6. 生物圏の化学 (5/15)
7. 気候変動と地球表層 (5/22)
8. 氷期ー間氷期変動と物質循環 (5/29)
9. 地球システム科学から見た人間圏の地球環境への影響(6/5)
10. 地球化学図と環境化学(6/12)
11. 地下水とヒ素汚染 (6/19)
12. メタンハイドレートと地球環境 (6/26)
13. 海洋生態系に放出された化学物質とその内分泌かく乱作用(7/3)
14. 大気降下物:黄砂と酸性雨 (7/10)
15. 地球温暖化 (7/17)
16. 試験(7/24)
教科書:「環境の地球化学」 蒲生俊敬編 培風館
参考書:適宜、紹介します。
特になし、化学環境学専攻の学生は必修科目ですので必ず受講してください。
出席および筆記試験