微生物工学特論   Applied Microbiology

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担当教員
久堀 徹  菅野 靖史 
使用教室
月5-6(G112)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
87057
シラバス更新日
2010年9月25日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期

講義の目的

微生物による物質生産を工学的な見地から理解することを目的とする。また、生体内での物質生産に利用される生理過程、およびこれらを可能にしているバイオテクノロジー技術の基礎について学ぶ。

講義計画

前半(第1回から第8回)は微生物の特性から微生物の培養工学の基本について講義し、必要に応じて受講者による論文紹介および討論を行う。 後半(第9回から第15回)は近年急速に進歩したバイオテクノロジー技術の背景を講義する。トピックスによっては、受講者の参加(プレゼンテーション)を求める。
 前半の内容: 
1)微生物の特性
2)微生物反応の量論
3)微生物反応の速度論
4)物質移動
5)微生物反応用バイオリアクターの操作(I)
6)微生物反応用バイオリアクターの操作(II)
7)微生物反応用バイオリアクターの実際

教科書・参考書等

適宜紹介する。

関連科目・履修の条件等

生化学の基礎知識は必要。前期の「環境微生物」を履修していることが望ましい。講義で数式を使う場合があるので、微積分程度の数学は十分理解できていることが望ましい。

成績評価

レポートおよび講義中のプレゼンテーション

担当教員の一言

基礎科学としての生化学と実学としての生化学が、どのようにつながり発展しているのかを理解してもらえれば幸いです。

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