環境調和化学論   Chemistry and Environment

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担当教員
小林 孝彰  馬場 俊秀  本倉 健  吉田 尚弘 
使用教室
月1-2(G115)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
87002
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期

講義概要

自然界におけるエネルギーの流れ,環境物質の分布・移動ならびに環境因子の経時変化などの基礎項目を論じるとともに,人間活動が大気・海洋・陸域の各環境に与える影響について述べ,環境と調和する生産活動やライフスタイルを念頭においた生産活動における環境保全技術の基礎を講ずる。

講義の目的

自然界におけるエネルギーの流れ、環境物質の分布・移動ならびに環境因子の経時変化などの基礎項
目を論じるとともに、人間活動が大気・海洋・陸域の各環境に与える影響について述べ、環境と調和
する生産活動やライフスタイルを念頭においた生産活動における環境保全技術の基礎を講ずる。

講義計画

1回目 環境問題と化学
2回目 成層圏オゾン層の定常状態と変動
3回目 温室効果の機構1:地球の2層モデル
4回目 温室効果の機構2:惑星間の比較
5回目 地球温暖化の因果論
6回目 ボックスモデルとリンの循環
7回目 ボックスモデルにおける定常状態の撹乱効果の扱い
8回目 光合成についての化学量論的考察
9回目 環境因子の経時変化の取扱
10回目 生元素サイクルの相互作用
11回目 環境サブシステム間の相互作用
12回目 環境問題解決のための現象解明と影響対策
13回目 有機合成における触媒を用いた廃棄物最小化
14回目 触媒を用いたバイオマスの有効利用

教科書・参考書等

特に指定しません.各トピックに関する資料を適宜配布します。

関連科目・履修の条件等

特にありません。

成績評価

出席状況30%と課題に対するレポートの評価70%により行います。

担当教員の一言

化学環境学専攻の講義が(1)環境系,(2)反応系,(3)エンジニアリング系に分かれている中で、本講は
(1)に分類されます。入門的、基礎的な授業です。

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