プロセス計画・設計論   Theory of Planning and Design

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担当教員
渡邉 隆行  竹下 健二 
使用教室
木1-2(G112)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
87020
シラバス更新日
2008年10月2日
講義資料更新日
2008年10月2日
学期
後期

講義概要

化学プロセスのシステム設計の基本概念と方法論について学ぶ。それをもとに,プロセスシステムの最適化や環境問題,エネルギー問題,廃棄物問題との関連について言及する。

講義の目的

化学プロセスのシステム設計の基本概念と方法論について学ぶ。それをもとに,プロセスシステムの
最適化や環境問題,エネルギー問題,廃棄物問題との関連について言及する。

講義計画

PART Ⅰ システム創造学序論
1.プロセス開発
2.問題解決から構想立案・システム創造へ
3.システムの構成とその定量的把握
PART Ⅱ 要素を把握する
4.新視覚化手法としての熱力学コンパス
5.熱力学コンパス上での要素技術の表現
PART Ⅲ システムを評価する
6.トータルシステムをみる
7.EUD法とピンチの把握
PART Ⅳ 機能を創製する -プロセス間の関係の把握-
8.機能を発現するプロセス間の関係
9.機能創製・システム創造の定石
PART Ⅴ 機能を創製する -各成分の変化と各反応の追跡-
10.物質を介するプロセス間の関係とMUD (Material-Utilization Diagram)法
11.多相系での物質を介するプロセス間の関係
授業内容については進み具合で多少の変更あり。また、小演習も随時行う予定。

教科書・参考書等

「エネルギーシステム創造学」 石田 愈 オーム社 (2005)

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

3回の小テストで評価する。

担当教員の一言

化学工業における生産システムをエネルギーの目で解き明かします。前学期のプロセス平衡論で習っ
た熱力学を基本として、システムを広い視点で捉え、問題点を探査・解決するのに必要な知識を講義
します。

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