環境分解化学論   Chemical Decomposition for Environmental Protection

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担当教員
馬場 俊秀 
使用教室
火5-6(G112)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
87016
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

自然環境中の化学物質の分解挙動,有害化学物質の分解法及び測定法。金属,セラミックス,高分子,木材,繊維などの材料の分解,再資源化,水,大気中の微量物質の分解化学,更には太陽エネルギーによる水の分解化学などを講ずる。

講義の目的

エネルギーの基幹である石油を題材に、様々な角度から環境問題について考える機会を与える。また、
産業界の問題解決への取り組みや開発技術について講述し、環境問題に対する正確な知識と基礎的判
断能力を養成するとともに、各自の環境保全意識を高揚する。講義の題材として、LCA 等の新たな解
析手法や特許作成要領等の技術者として役に立つ知識を豊富に盛り込むことにより、社会に役立つ技
術者養成講座という一面も担う。講義の仕上げとして日本最大の製油所と研究所を見学することによ
り、環境保全の大切さを肌で感じ取る。

講義計画

1回目:環境と石油:石油をめぐる様々な環境問題とそれに対する技術開発
2回目:地球温暖化とバイオ燃料:LCA 評価解説を交えて
3回目:環境対応燃料:サルファーフリーガソリン製造技術と特許戦略
4回目:CO2 削減:自動車技術と燃料・潤滑油技術のタッグマッチ
特別授業:製油所・研究所見学:環境対応技術の最前線視察
5回目:最近のトピックス - 1
6回目:最近のトピックス - 2

教科書・参考書等

適宜、講義資料を配付する。

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

成績はレポートによる評価(70%)と出席状況(30%)により評価する。

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