従来大学にはなかった「研究者目線からの知財講義」を開設するために、工学系教授として2007年に知財関連の法律家である弁理士資格を取得した担当教員が、本講義を2008年秋にスタートしました。
(1)新物質創製や発明などの知的財産の創造を担う研究者自身が、本来知っておくべき知財システム関連事項(特許制度・著作権・デザイン・ブランドなど)を初歩的に概説します。
(2)さらに、霞ヶ関の特許庁見学ツアーを行い、より識見を広めるとともに、理系キャリアアップにもつながる弁理士資格取得のコツについても概説します。
・社会における研究実務に関連する知識を身につける:
社会に出てから、研究開発業務で必須の知識となる「特許」や「知的財産」に関連する制度や法律、
などについて、初歩的に解説します。
平成25年度後期講義 「研究者向け特許論文等知財の基礎」
担当教員 物質科学創造専攻・環境適応型物質講座教授(弁理士登録番号:15543) 吉本 護
・月曜日 5,6時限 (午後 1:20 - 午後2:50 )
・講義室 J2-232
1.10月7日 知財イントロダクション(特許、法律、知財権)
2.10月21日 ブランド(商標権)
3.10月28日 デザイン(意匠権)
4.11月6日(水曜) 著作物と著作権
5.11月11日 特許イントロダクション(特許庁見学希望調査)
6.11月18日 特許概論1(出願)
7.11月25日 特許概論2(審査・審判)
(12月 2日) <休講(海外出張)>
8.12月9日 特許庁見学予定(霞ヶ関、現地集合)10:00 - 11:30
9.12月16日 弁理士関連(国家試験概要、合格秘訣)
(12月23日) <休講(祝日)>
10.1月6日 特許概論3(特許権)
11.1月16日(木曜) 特許概論4(特許侵害ほか))
12.1月20日 知財関連話題(実用新案権・国際特許・特許動向など)
13.1月27日 筆記試験
特になし
(ただし、学習の参考として、学内限定(OCW-i)サイトにて、毎回の講義資料(pdf)を掲載)
特になし
出席状況および筆記試験から評価