薄膜太陽電池特論   Solar Cells

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担当教員
近藤 道雄 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
97013
シラバス更新日
2013年9月20日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期

講義概要

未来のエネルギー源として用いられることが期待されている太陽電池について,太陽光発電の環境的意義,技術的観点から見た潜在量を概説し,次に具体例として結晶シリコン,薄膜シリコン,化合物半導体,有機半導体,色素増感,次世代太陽電池などについてそれぞれの特徴,製造プロセス,評価方法,今後の展望について個別に解説する。

講義の目的

太陽電池や薄膜トランジスタなどの薄膜デバイスに応用される薄膜シリコン材料の
なかでアモルファスシリコンおよび微結晶シリコンに照準を当て、その製膜プロセスか
ら物性、デバイス応用に至るまでを最新の研究成果を取り入れながら解説する。

講義計画

1.アモルファスシリコンおよび微結晶シリコンの研究開発の現状と問題点
2.アモルファスシリコンおよび微結晶シリコン薄膜の成長過程
3.アモルファスシリコンおよび微結晶シリコン薄膜の興味深い物性
4.太陽光発電および薄膜トランジスタデバイスの現状と問題点
5.デバイスにおよぼす材料の役割-デバイスと材料の掛け橋
6.将来の展望

教科書・参考書等

担当教官がオリジナルに作製したものを用いる。

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

レポート提出により評価する。

担当教員の一言

薄膜シリコン材料は太陽電池用および薄膜トランジスタ用材料として最も有望視さ
れている。21世紀に向けて今最もホットな話題を平易に解説する予定である。

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