生体模倣材料化学   Biomimetic Materials and Systems

文字サイズ 

担当教員
梶野 勉 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
97028
シラバス更新日
2010年9月20日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期

講義概要

生体機能や構造を手本にした材料設計やシステム構築の取り組みが盛んに行われている。これは生体の構成要素や仕組みが現状の工学で作られる同様の物に比べ,高い機能を有していることによると思われる。本講では生体の有する優れた機能を担う仕組みや構造を解説しながら,その生体機能を実現する取りくみについて紹介する。

講義の目的

生体機能や構造を手本にした材料設計やシステム構築の取り組みが盛んに行われている。
これは生体の構成要素や仕組みが現状の工学で作られる同様の物に比べ、高い機能を有し
ていることによると思われる。本講では生体の有する優れた機能を担う仕組みや構造を概
説しながら、その生体機能を実現する取りくみについて紹介する。

講義計画

1.生体機能を担う役者
2.優れた生体機能を生み出す仕組み(エネルギー変換、構造材料)
3.生体分子を利用する取り組みの現状と問題点
4.生体模倣材料の現状と問題点
5.これからの生体模倣材料の展望

教科書・参考書等

担当教官の作製した資料を用いる。

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

生体模倣材料に関するレポートにより評価する。

担当教員の一言

「生体模倣」は技術シーズではあるがそれ自体が目的ではない。企業における研究が従
来からの開発研究に偏った内容からシーズ研究にまで広がってきている現状についても、
豊田中研を一例として紹介したい。

このページのトップへ