量子光物性特論   Quantum Physics in Optical Response of Materials

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担当教員
中村 一隆 
使用教室
木3-4(J232)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
97012
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義概要

極限状態における物質の振る舞いをレビューし,その表現方法と材料プロセスへの応用方法について講述する。特に,高圧力・高温度の極短時間パルスに対する物質応答およびレーザービームと固体との相互作用について詳述し,新材料創製へのアプローチを紹介する。

講義の目的

極限状態における物質の振る舞いをレビューし、その表現方法と材料プロセスへの応用方法について講
述する。特に、高圧力・高温度の極短時間パルスに対する物質応答およびレーザと固体との相互作用に
ついて詳述し、新材料創製への具体的アプローチと考え方の修得を目的とする。

講義計画

1.序論: 自然界の極端条件と物質研究に用いられる極端条件の例
2.超高圧力の発生と計測
3.固体の状態方程式
4.高圧力下の物性と計測
5.高温高圧パルス(衝撃波)の発生と計測
6.パルスプロセシング
7.レーザー技術の基礎と応用
8.超短パルスレーザー
9.レーザー分光測定
10.強光子場とレーザープラズマX線
11.アブレーションと衝撃波

教科書・参考書等

主に担当教官が作成したオリジナル資料を使用する。

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

授業中の演習と期末レポートの両方から総合的に評価する。

担当教員の一言

物質を取り巻く環境が短時間で変化するときの物質ダイナミクスとその観測技術は新物質・新材料創製
に不可欠なツールです。物質が普段見せない顔を覗いてみよう。

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