先端科学技術の産業応用には,基礎研究の成果をいち早く技術移転する分野横断的なナレッジマネジメントが必要である。科学研究の成果として生まれる新技術の将来性を評価し,応用化,製品化,さらには市場開拓につなぐコンサルティング分野をサイエンスコンサルティングと呼ぶことにする。本講義では,21世紀の基盤技術として注目されているナノテクノロジーを対象として,サイエンスコンサルティングの基礎知識およびコンサルティングの実際を学習する。
先端科学技術の産業応用には、基礎研究の成果をいち早く技術移転する分野横断的なナレッジマネジメントが必要である。科学研究の成果として生まれる新技術の将来性を評価し、応用化、製品化、さらには市場開拓につなぐコンサルティング分野をサイエンスコンサルティングと呼ぶことにする。本講義では、21世紀の基盤技術とし注目されているナノテクノロジーを対象として、サイエンスコンサルティングの基礎知識およびコンサルティングの実際を学習する。
1.サイエンスコンサルティングの基礎
問題解決手法
技術予測
ロードマップ
2.ナノテクノロジーとは
3.特許からみたナノテクノロジー
4.米国と日本の科学技術比較
5.エレクトロニクスとナノテクノロジー
6.医療とナノテクノロジー
7.軍事技術のナノテクノロジー
8.宇宙開発とナノテクノロジー
9.ナノテクノビジネス
10.未来社会の展望
特になし
参考書等
石川正道「ナノテク&ビジネス入門」オーム社
特になし
レポートと出席点で総合的に評価する。試験はなし。
社会の課題を広く捉え、これを解決するために必要な科学技術の研究企画、および社会と科学技術の橋渡しを担う科学技術コミュニケーターに必要とされる基礎知識と考え方が身につけられる。