スピンオフ特論   Topics in Commercialized Technology "SPINOFF"

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担当教員
小田原 修 
使用教室
木1-2(J232)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
97024
シラバス更新日
2009年5月2日
講義資料更新日
2009年5月2日
アクセス指標
学期
前期

講義概要

宇宙利用・探査計画を推進するためには、多くの要素技術を集約させシステム化した研究開発が必要である。そのような研究開発の骨格には、すでにある製品やアイディアを応用して生み出される技術開発(スピンオン)とともに、宇宙利用・開拓へ向けて生み出されたノウハウを社会に還元させる技術開発(スピンオフ)が数多く創出され私達の日常生活に浸透している製品や技術が沢山ある。本講義では、大きな枠組みの中から生まれる成果を日常の我々の役に立つようにする「スピンオフ」に関し,成功事例・失敗事例を紹介しつつ今後の研究開発の展開での選球眼の育成を図る。

講義の目的

宇宙利用・開拓を展開するためには、多くの要素技術を集約させシステム化した研究開発が必要で
ある。そのような研究開発の骨格には、すでにある製品やアイディアを応用して生み出される技術開
発(スピンオン)とともに、宇宙利用・開拓へ向けて生み出されたノウハウを社会に還元させる技術
開発(スピンオフ)が数多く創出され私達の日常生活に浸透している製品や技術が沢山ある。本講義
では、大きな枠組みの中から生まれる成果を日常の我々の役に立つようにする「スピンオフ」に関し、
成功事例・失敗事例を紹介しつつ今後の研究開発の展開での選球眼の育成を図る。

講義計画

01. 研究開発に必要な起承転結の概念 4/16
02. 創造的って何?-「大学」と「中庸」 4/23
03. ブレーンストーミングとシネクティクス 4/30
04. セレンディピティの認識-日常と非日常 5/07
05. 研究開発と社会環境-科学技術の風土 5/14
06. 過去は今、今は未来の宇宙観 5/21
08. 軌道上実験の意義、そして次の一手 6/04
09. 宇宙基本計画と宇宙政策の動向 6/18
10. 国際協調と月・惑星探査の展開 6/25
11. スピンオフよもやま話(昨日) 7/02
(*7/09 は休講)
12. スピンオフよもやま話(今日) 7/16
13. スピンオフよもやま話(明日) 7/23
14. 総括及び試験 7/30

教科書・参考書等

特になし

関連科目・履修の条件等

修士1年の履修が望ましいが、その他の履修も歓迎する。

成績評価

試験(7/30 実施予定)及びレポート

担当教員の一言

○ 講義内容は多岐にわたるが、授業日毎に完結する。
○ 本講義の履修により、知識も然ることながら知恵が備わることを期待する。

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