物質創造知財弁理士講話初級概論   Introduction to intellectual Property system

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担当教員
吉本 護 
使用教室
金5-6(J231)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
97038
シラバス更新日
2009年6月29日
講義資料更新日
2009年2月13日
学期
後期

講義概要

これまでなかった「研究者目線からの知財講義」を開設するために、工学系教授として2007年に知財関連の法律家である弁理士資格を取得した担当教員が、本講義を2008年秋にスタートしました。
(1)新物質創製や発明などの知的財産の創造を担う研究者自身が、本来知っておくべき知財システム関連事項(特許制度・著作権・デザイン・ブランドなど)を初歩的に概説します。
(2)さらに、霞ヶ関の特許庁見学ツアーを行い、より識見を広めるとともに、理系キャリアアップにもつながる弁理士資格取得のコツについても概説します。

講義の目的

本講義の目的は、「一歩先行く研究者」を育成することです。研究者は新物質創製や発明などの知的財産の創造を担います。ここでは、研究者が本来知っておくべき知財システム関連事項(特許制度・著作権・デザイン・ブランドなど)を理解できるように初歩的に概説します。さらに、霞ヶ関の特許庁見学ツアーも行って、特許制度を身近なものに感じられることをねらいます。

講義計画

2008年
1. 10月 3日  知財イントロダクション(法、知財、権利ほか)
2. 10月 10日  ブランド(商標)の魅力と知財(弁理士会DVD)
3. 10月 17日  デザイン(意匠)の魅力と知財
4. 10月 31日  著作物と著作権(1)  
5. 11月 7日  著作物と著作権(2)
6. 11月 14日  特許イントロダクション
7. 11月 21日  特許概論1(出願)
8. 11月 28日  特許概論2(審査・審判)
9. 12月 12日  特許庁見学ツアー(霞ヶ関)
10. 12月19日  弁理士に関連した話題(仕事、試験、合格秘訣)
11.1月 9日  特許概論3(特許権) 
12.1月 23日  特許概論4(特許侵害ほか))
13.1月 30日  知財関連話題(実案・国際・情報・動向など)

教科書・参考書等

特にありません。

関連科目・履修の条件等

特にありません。

成績評価

出席およびレポートなどから総合的に評価します。

担当教員の一言

研究成果を社会に還元するための特許制度は、理系研究者にはとっつきにくいものですが、日本ではonly oneの工学系教授兼弁理士である担当教員が、研究者のための、研究者に役に立つ知財を講義します。

その他

講義場所および時間
J2棟-231号室(横浜・すずかけ台キャンパス)午後1時20分~午後2時50分

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