環境負荷、エレクトロニクスなど、21世紀の人間社会のライフラインとして重要な対象に対して、材料研究開発がなすべき課題を現状と今後を展望する。また研究開発結果を社会に適用する際に重要となる知的財産権制度を概観する。主なテーマは、マイクロマテリアルと人間社会とのかかわり(医療からIT)まで、エネルギーを有効利用するための材料技術・知的財産権制度、知的財産権を護る心構え/仕組みなどである。
環境負荷、エレクトロニクスなど、21世紀の人間社会のライフラインとして重要な対象に対して、材料研究開発がなすべき課題の現状と今後を展望する。また研究開発結果を社会に適用する際に重要となる知的財産権制度を概観する。主なテーマは、ナノスケール材料のエレクトロニクス応用、計算科学の材料研究開発への応用、知的財産権制度、知的財産権を護る心構え/仕組みなどである。
1.ナノスケール材料のエレクトロニクス応用(真島担当)
1)電子材料の社会との関わり
2)More MooreからBeyond CMOSへ
3)ナノスケール電子デバイス
2.研究結果を活かす知的財産権(知財)のしくみ(内海担当)
1)知財を護る法律の精神
2)特許法
3)独創技術を護る社会の仕組み
3.計算科学の材料研究開発への応用(大場担当)
1)計算材料科学の進展
2)理論と計算手法 ― 量子化学計算を中心に
3)材料研究開発への応用
配布資料による
特になし
期末試験による
材料技術が人間社会のこれまでの発展と今後の持続可能な発展を支えて行くことを実感して欲しい。