相平衡の熱力学   Thermodynamics for Phase Equilibria

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担当教員
梶原 正憲  曽根 正人 
使用教室
火3-4(G324)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
96028
シラバス更新日
2015年2月12日
講義資料更新日
2015年2月12日
学期
前期

講義概要

材料学を理解するための最も重要な基礎学問は,熱力学である。本講義では,解析的な取扱いの容易な合金材料の相平衡に着目し,材料熱力学の基礎について分かり易く説明する。すなわち,熱力学の基本原理である「第一法則」および「第二法則」の意味について詳細に説明し,「内部エネルギーの最小則」および「エントロピーの最大則」として知られる熱力学的安定条件を導出する。この熱力学的安定条件を用いると,材料の平衡状態は単一の基本関係式により完全に記述できる。この結論に基づき,平衡状態図を計算する方法等を紹介する。

講義の目的

材料学を理解するための最も重要な基礎学問は,熱力学である。本講義では,解析的な取扱いの容易な合金材料の相平衡に注目し,材料熱力学の基礎について分り易く説明する。

講義計画

熱力学の基本原理である「第一法則」および「第二法則」の意味について詳細に説明し,「内部エネルギーの最小則」および「エントロピーの最大則」として知られる熱力学的安定条件を導出する。この熱力学的安定条件を用いる と,材料の平衡状態は単一の基本関係式により完全に記述できる。この結論に基づ き,平衡状態図を計算する方法等を紹介する。

教科書・参考書等

担当教員が準備した配布資料を使用する。

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

試験を行う。また,出席および提出レポートの結果等を考慮し評価する。

担当教員の一言

熱力学の基本原理を整理して理解したい学生には最適な講義である。

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