触媒化学特論   Advanced Catalytic Chemistry

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担当教員
野村 淳子  原 亨和  馬場 俊秀  穐田 宗隆  竹内 大介  本倉 健  鎌田 慶吾 
使用教室
木3-4(G113)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
95003
シラバス更新日
2015年5月13日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期

講義概要

触媒反応の速度論,反応機構ならびに活性種の化学的性質の研究法について解説し,新しい触媒を設計するに当っての考え方を述べる。また表面の構造や化学的性質と反応との関連を論じるとともにトピックスとなっている新しい触媒反応,有機合成やエネルギー化学における触媒の応用などについても解説する。

講義の目的

触媒の本質を知る

講義計画

1.触媒の定義と歴史
2.吸着
3.触媒反応の基礎・表面化学
4.有機金属化学の基本的概念
5.均一系錯体触媒反応の素反応
6.均一系錯体触媒反応
7.エネルギー問題と酸性雨
8.窒素酸化物の直接分解法の発見
9.化水素による選択還元とその問題点
10.金属触媒の作用:レドックス系触媒、LFER、酸化物生成熱と酸化反応速度、環境触媒( 自動車触媒)への応用
11.金属触媒の作用:CO活性化、C1化学、選択性の鍵、新しいメタノール合成
12.金属触媒の作用:N2活性化、アンモニア合成の原理、鉄とルテニウムの違い

教科書・参考書等

なし

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

試験

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