電気化学測定を実施するために必要な装置系について述べ,ボルタンメトリー,ポテンシオメトリーなど種々の電気化学測定法の理論とその実際について解説する。
アンペロメトリーやポテンシオメトリーなど、種々の電気化学測定法の背後にある電気化学理論について理解を深める。また、実際にこれらの測定法を実施する上で必要となる装置系やデータの解析法についても解説する。
1.電気化学測定入門
2.起電力と平衡電位
3.電気二重層と電極反応
4.測定装置(1)電極・セル・試薬
5.測定装置(2)ポテンシオスタット・ガルバノスタット
6.定常分極曲線の測定
7.サイクリックボルタンメトリー
8.交流インピーダンス法
9.クロノアンペロメトリー
10.クーロメトリー
11.クロノポテンショメトリー
12.パルスボルタンメトリー
13.対流ボルタンメトリー(回転電極法)
14.対流ボルタンメトリー(チャンネルフロー電極法)
電気化学会編、”電気化学測定マニュアル 基礎編”、丸善(2002)
参考書等
A. J. Bard and L. R. Faulkner (Eds.),""Electrochemical Methods, Fundamentals and Applications""(2nd ed.),Wiley, New York, 2001.
特になし
出席状況および期末試験により評価する
予習・復習をよくおこなっておくこと