生物化学   Biochemistry

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担当教員
吉田 賢右  久堀 徹 
使用教室
月5-6(G113)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
95013
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

生体内におけるエネルギーの獲得および移動,蛋白質分子の構造変化と酵素活性調節の分子機構など,生命現象の電子化学的側面を講義する。

(1) 酸化還元と酵素
(2) 酵素の活性調節機構
(3) 生体におけるエネルギー変換機構
(4) 蛋白質の立体構造形成と分子シャペロン

講義の目的

生体内におけるエネルギーの獲得及び移動、蛋白質分子の構造変化と酵素活性調節の分子機構など、生命現象の電子化学的側面を講義する。

講義計画

1.生体膜のエネルギー変換装置(概論)
2.エネルギーの通貨としてのATP・解糖系
3.クエン酸回路(TCA回路)・細胞呼吸の膜エネルギー装置
4.呼吸鎖複合体とその構造
5.ATP合成酵素
6.光合成と光合成システム(概論)
7.光化学反応中心と電子伝達系
8.光合成系の進化
9.光合成の調節
10.酸化ストレスに対する適応
11.V-ATPase・P-ATPase
12.AAAとABC
13.分子シャペロン
14.べん毛モーター

教科書・参考書等

特になし。必要な資料は配布する。

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

平常点により評価する。積極的に講義に参加してほしい。

担当教員の一言

化学系の学生には馴染みが薄い蛋白質、特に酵素の諸反応が電子化学・物理化学の概念で理解できることを学び取ってほしい。

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