SOARS社会シミュレーション演習   Social Simulation by SOARS

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担当教員
出口 弘   
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:0  演習:1  実験:0
講義コード
94050
シラバス更新日
2012年5月13日
講義資料更新日
2012年5月13日
学期
前期

講義概要

社会シミュレーション言語SOARSを用いて,社会シミュレーションの構築方法について実践的な講義を行う。SOARS言語を習得することで,プログラミングについての経験がないユーザでも,社会経済の課題を持つものであれば比較的容易にモデル化とシミュレーションが可能となる。

講義の目的

この講義は、社会シミュレーション言語SOARSを利用し、社会に存在する現象・問題を解決するためのモデルを構築することを、主な目的とする。ここでの社会現象・社会問題とは、例えば節電対策・年金問題・感染症の拡大などが該当する。
なお、講義では、単にモデルを構築するだけでなく、社会に存在する現象・問題を読み解く力、モデルを構築する力、モデルから得られる結果を分析する力を総合して習得することを、最大の目的としている。

講義計画

2012年度の講義は、集中講義形式でおこなう。なお、日程は8月2日・3日・4日の連続する3日間で行う。場所は、東京工業大学東京工業大学すずかけ台キャンパスキャンパス すずかけホールで開講する。

8月2日(木)午前:SOARSの概要 午後:モデルの構築法
8月3日(金)午前:モデルの構築法 午後:実問題を解くモデルの構築
8月4日(土)午前:シミュレーション結果の分析 午後:モデルの発表

教科書・参考書等

特になし。
SOARSプロジェクトのwebページを参考にすること。
http://www.soars.jp

関連科目・履修の条件等

履修の条件として、3日間通して出席できること。
またノートパソコンを持参することが望ましい(ノートパソコンが持参できない場合は、貸し出し可能)。

成績評価

講義の成果として構築するモデルおよび、そのモデルのシミュレーション結果の分析発表を通して評価する。レポートなどを課す予定はない。

担当教員の一言

社会シミュレーション言語SOARSは文系・理系を問わず、プログラミング言語の知識なしにシミュレーションモデルが構築できるように設計されています。社会に目を向け、どうしてこの問題が起こるのか?どうしてこの現象が起きるのか?シミュレーションを通じて解明・分析したい学生の参加を待っています。

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