知財活用サービスマネジメント   Service Management for Intellectual Properties

文字サイズ 

担当教員
新田 克己  松田 晃一 
使用教室
水3-4(J233)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
94047
シラバス更新日
2009年9月28日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期

講義概要

知財の活用では,研究成果を一般の市場に移転する作業が中心となる。知財戦略の一つに特許があるが知財はそれだけではない。ハードやソフト等を一般に許諾して販売することを含めて知財総体をいかに世の中にサービスとして出すかを,長年この領域に携わった専門家による講義を中心に実際的なケースを講義の間に交え行う。

講義の目的

 現在の産業構造は農林水産業から製造加工業を経てサービス業に比重を移しつつある。知識や技術開発成果や経験などを駆使した新たなサービスを創造する力こそがこれからの産業競争力の源泉となる。この講義では、知的財産をもちに価値の高いサービスをデザインする過程について、できるだけ実例に即した形で理解を深め、それを通して一般的な方法論を考究し、演習によって実践的な方法論を展開する。講義と事例研究、演習を組み合わせ、サービス開発に関する実践的な能力の養成を目指す。

講義計画

第 1回 知的財産法の概要(新田): 10月8日
第 2回 特許明細書の書き方(新田)
第 3回 特許検索の手法(新田)
第 4回 企業経営と知財(松田):
第 5回 研究開発と知財マネージメント(松田)
第 6回 特許調査・分析の実際
第 7回 事業化と知財マネージメント(1)(松田)
第 8回 事業化と知財マネージメント(2)(松田)
第 9回 特許の価値評価(新田)
第10回 商品としての知財(松田)
第11回 産業のサービス化と知財(1)(松田)
第12回 産業のサービス化と知財(2)(松田)
第13回 まとめ、総合討論


内容や講義の順番については,多少の変更があるかもしれません。 10月1日は休講とし、第1回目の講義は10月8日になります。第1回目の講義のときに、より詳細な講義計画をお知らせします。

関連科目・履修の条件等

予備知識は必要としない。

このページのトップへ