システム神経科学   Systems Neuroscience

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担当教員
宮下 英三 
使用教室
 
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
94037
シラバス更新日
2009年9月28日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期

講義概要

神経科学が脳をどこまで理解できているのか,その現状を運動系を題材にして把握することを目的とする。脳の機能的構成要素である神経細胞の構造と機能を概説した後,Eric R. Kandelら編Principles of Neural Scienceの輪講を行う。

講義の目的

神経科学が脳をどこまで理解できているのか、運動系を題材にしてその現状を把握することを目的とします。

講義計画

期日・単元・資料

10月07日(火)オリエンテーションOrientation
10月14日(火)中枢神経系の解剖学的構築Theanatomicalorganizationofthecentralnervoussystem
10月21日(火)知覚と運動機能の統合Integrationofsensoryandmotorfunction スライド(http://www.nrs.dis.titech.ac.jp/lecture/Chapter19-Slides.pdf)
10月28日(火)運動の構成Theorganizationofmovement 訳(http://www.nrs.dis.titech.ac.jp/lecture/Chapter33.pdf) スライド(http://www.nrs.dis.titech.ac.jp/lecture/Chapter33-Slides.pdf)
11月04日(火)運動単位と筋活動Themotorunitandmuscleaction スライド(http://www.nrs.dis.titech.ac.jp/lecture/Chapter34-Slides.pdf)
11月11日(火)脊髄反射Spinalreflexes
11月18日(火)休講
11月25日(火)歩行運動Locomotion
12月02日(火)眼球運動Thecontrolofgaze 訳(http://www.nrs.dis.titech.ac.jp/lecture/Chapter39.pdf) スライド(http://www.nrs.dis.titech.ac.jp/lecture/Chapter39-Slides.pdf)
12月09日(火)随意運動Voluntarymovement
12月16日(火)前庭神経系Thevestibularsystem
01月13日(火)姿勢制御Posture
01月20日(火)小脳Thecerebellum
10月27日(火)大脳基底核Thebasalganglia

教科書・参考書等

神経科学の教科書として定評のある次の成書を用います。

Eric R. Kandel ら著「PRINCIPLES OF NEURAL SCIENCE」第4版McGraw-Hill 2000 年

   ( すずかけ台生協にて購入可能)

成績評価

輪講形式で講義を行い、担当者には担当セクションの発表を課します。成績評価は講義中の質疑応答およびレポート提出により行います。担当した部分の完訳をもってレポートに替えます。

担当教員の一言

脳を理解しようという強い意思を持っている人の履修を望みます.教科書が英語で、しかも専門用語が多用されているので、最初はハードルが高いかもしれません。しかし、履修後には今までとは異なる 自分を発見することでしょう。

その他

担当教員別ホームページ
履修者への連絡・資料の配布はこのページで行ないます。連絡事項を見落とした結果、成績や単位取得に不利益が生じても、宮下は一切責任を負いません。

講義スケジュール及び場所

火曜 3‐4 時限(10:40‐12:10)

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