知的画像処理   Intelligent Image Processing

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担当教員
長橋 宏 
使用教室
金5-6(J234)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
94024
シラバス更新日
2009年10月23日
講義資料更新日
2009年11月27日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

画像処理の基礎と処理技術のあらましについて触れた後,画像処理および処理対象の画像に関する各種情報の表現法について述べる。また,画像処理の制御方法,図形や物体の認識・識別における最適値探索手法,最適化に基づく画像処理法の再構築等についても触れる。さらに,2次元画像世界から3次元世界を推定する各種の手法を紹介する。講義内容が多岐に渡ることから,理解を深めるために画像処理の実習,プログラム作成を中心とした複数回の課題にレポートしてもらう。

講義の目的

画像とその処理に関する知識の表現法,知識に基づく画像処理の制御法, 対象 のモデル表現とモデルの統合法,さらにモデルに基づく物体認識法 などに関する基礎の理解を目的とする.

講義計画

1.知的画像処理とは
2.画像の早期処理
3.画像の特徴抽出(I)
4.画像の特徴抽出(II)
5.特徴選択と特徴空間
6.特徴の照合とその効率化
7.三次元画像計測
8.画像からの三次元構成
9.最適化のための基礎
10.MAP-MRFに基づく画像表現
11.MAP-MRFに基づく画像処理
12.MAP-MRFに基づく最適化(I)
13.MAP-MRFに基づく最適化(II)

教科書・参考書等

担当教官が作成したオリジナル資料を使用する.

関連科目・履修の条件等

画像処理に関する基礎知識を有していること.同時に,画像の処理に関連 して各種最適化手法に関する基礎知識も多少必要であるため,これらの内容 についても習得しておくことが望ましい.

成績評価

複数回数のレポート、出席などを総合的に評価する.

担当教員の一言

基本的に画像の処理に関する講義であることから,画像を実際に扱うことが 重要である.講義の中で演習を実施することは時間的に困難であるため,レ ポート課題の中で行ってもらう.レポート課題と画像はWebで提供される.

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