パターン情報システム論   Pattern Information Systems

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担当教員
長谷川 修 
使用教室
木7-8(J234)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
94036
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

実世界(日常生活環境)はパターン情報に満ちている。よって実世界で知的に振舞うシステムを構築したければ,パターン情報を適切に扱えねばならない。本講義では,哲学,発達心理学,脳科学,情報数理などの関連分野の知見に学びつつ,実世界パターン情報からの知的機能の発現原理について考察し,その人工的実現の可能性を探る。

講義の目的

私たちが五感を通じて実世界(日常生活環境)から得る情報は、全てパターン情報で
   あると言って過言ではありません。しかし、一般にパターン情報は曖昧、不安定、かつ膨大
   です。本講義では、実世界のパターン情報に含まれる本質的構造を確実に抽出・
   獲得・運用するための基本メカニズムについて生体に学ぶとともに、その人工的
   実現の可能性について考察します。
   これまでに配布した講義資料が欲しい人は、事前に連絡の上、上記教員室まで取りに来てください。

講義計画

1.導入
・記号とパターン
・フレーム問題
・「脳」概観
・オートポイエーシス

2.哲学・思想史
・人は「知」をどう捉えてきたか

3.人の視覚系
・眼球から大脳へ
・Where系、What系
・視覚的注意

4.人の記憶系
・エピソード記憶
・手続き記憶
・ワーキングメモリ
・記憶と情動

5.乳幼児の発達
・脳の発達
・視覚機能の発達
・言語の獲得

6.計算機によるパターンの学習と認識
・不変特徴抽出
・PCA, LDA
・ニューラルネットワーク
・Kernel 法, SVM
・ベイジアンネットワーク

7.実世界で機能する知的機能の実現に向けて
・心の社会
・動的自己組織化
・インターモーダル学習
・Life Long Learning
・システム構築事例
・将来展望

教科書・参考書等

適宜良書を紹介します

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

出席とレポート

担当教員の一言

人や生物の知的な振る舞いに魅力を感じる人や、そうした機能を持つ
    人工システムの実現に興味ある人の参加を歓迎します。

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