クリーンエネルギーシステム   Clean Energy System

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担当教員
堀岡 一彦  菅野 了次  細田 秀樹  松本 祐司  金田 武司  志甫 諒  田中 章 
使用教室
金7-8(J233)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
93046
シラバス更新日
2011年10月26日
講義資料更新日
2011年10月26日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

太陽光発電,燃料電池などの発電技術,二次電池などの電力貯蔵技術,さらにエネルギーキャリアーとしての水素の製造技術などについて詳述する。原子力や火力などの大型の既存技術と新エネルギー源とを定量的に比較できる能力を身につけることを目指す。また,バイオエネルギーやスマートグリッドなど,クリーンで持続可能なエネルギーシステムとして期待されている,未来型のエネルギーシステムを展望するのに必要な高度な知識を取得させることを目的とする。

講義の目的

太陽光電池,二次電池,水素貯蔵技術,バイオエネルギー,スマートグリッドなどの新しいエネルギー技術の現状を,火力や原子力などの既存技術と定量的に比較検討しながら講術する。エネルギー科学と技術の現状を概観し,未来のエネルギーシステムについて展望できる能力を養う。

講義計画

1. 10月 7日  エネルギー科学概論 講義計画と趣旨説明
2. 10月14日  二次電池の現状と展望 (1)
3. 10月28日  二次電池の現状と展望 (2)
4. 11月 4日  太陽光発電技術の現状と展望 (1)
5. 11月11日  太陽光発電技術の現状と展望 (2)
6. 11月18日  水素貯蔵技術の現状と発展
7. 11月25日 熱エネルギー有効利用技術の現状と発展  
8. 12月 2日  バイオエネルギーの現状と展望 (1)
9. 12月 9日  バイオエネルギーの現状と展望 (2)
10. 12月16日  スマートグリッドシステムの現状と展望 (1)
11. 1月 6日  スマートグリッドシステムの現状と展望 (2)
12. 1月20日  未来型エネルギーシステム (1)
13. 1月27日  未来型エネルギーシステム (2)
14. 2月 3日  クリーンエネルギーシステムの展望

教科書・参考書等

特に指定しはしませんが,講義の際に適宜参考資料などを紹介します。

関連科目・履修の条件等

履修の条件は特にありません。エネルギーと環境技術の現状と将来に関心のある人に受講を勧めます。

成績評価

演習とレポートの提出により評価します。

担当教員の一言

3月11日の震災を契機として新しいエネルギー源への関心が高まっており,クリーンで持続的なエネルギーシステムの構築は今後ますます重要な課題になってきます。この講義ではエネルギー技術の現状と課題を概観するとともに未来のエネルギーシステムについて展望します。創造エネルギー専攻,物質科学創造専攻,物質電子化学専攻の教員が協力して実施する領域横断型の新しい講義です。

連絡先(メール、電話番号)

khorioka@es.titech.ac.jp

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