計算流体工学   Computational Fluid Engineering

文字サイズ 

担当教員
長﨑 孝夫  肖 鋒  青木 尊之 
使用教室
火3-4(G511)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
93015
シラバス更新日
2010年4月6日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期

講義の目的

非圧縮流れ、圧縮性流れ、および熱・物質輸送など熱流体問題の数値計算法について、差分法および有限体積法を中心に基礎から講述する。支配方程式法などについて述べた後、非圧縮流れの標準解法を実際の計算プログラムとともに説明する。さらにTVDスキームなど圧縮性流れの計算手法について説明する。その他、乱流のモデリング、並列処理、計算流体力学分野の新発展などについても概要を述べる。

講義計画

1.熱流体の支配方程式
2.微分方程式の離散化方法の概要(差分法・有限体積法・有限要素法)
3.ポアソン方程式を例とした連立一次方程式の解法(直接法・SOR法・共役勾配法)
4.非定常移流拡散方程式の解法の基礎(各種風上差分および時間前進法)
5.非圧縮流れ場の計算法の基礎(MAC法系統、SIMPLE法系統)
6.乱流現象のモデル化(混合距離モデル、k・εモデル、応力方程式モデル等)
7.圧縮性流れのシミュレーション法と衝撃波捕獲問題
8.オイラー保存システムの数値解法
9.計算流体力学における並列処理

教科書・参考書等

なし

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

授業出席,レポート

担当教員の一言

熱流体の数値計算法を基礎から説明します。奮って御聴講下さい。

このページのトップへ