プレストレストコンクリート構造設計特論   Structural Design of Prestressed Concrete Structures

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担当教員
坂田 弘安 
使用教室
火7-8(G324)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
92024
シラバス更新日
2011年9月20日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期

講義概要

コンクリートを用いた構造物の中で,圧縮に強く,引張に弱いコンクリートの性質をよく考慮に入れたプレストレストコンクリート構造の原理・挙動を理解する。この過程においてコンクリート構造に関する非線形問題,せん断問題に対する考え方・解析方法等を修得し,理解を深める。

講義の中では,実際の計算例などを取り入れ,クリープ・温度依存・収縮などの設計への取り入れ方などに関しても説明する。

講義の目的

コンクリートを用いた構造物の中で、圧縮に強く引張には弱いコンクリートの性質をよく考慮に入れたプレストレスコンクリート構造の原理・挙動を理解する。この過程においてコンクリートに関する非線形問題、せん断問題に対する解析方法等を修得し、理解を深める。

講義計画

1.PC構造の原理と歴史
2.プレテンションとポストテンションの技術
3.材料特性
4.軸力を受ける部材の挙動
5.曲げを受ける部材の挙動I
6.曲げを受ける部材の挙動II
7.曲げに対する設計
8.せん断を受ける部材の挙動と解析モデルI
9.せん断を受ける部材の挙動と解析モデルII
10.ねじれに対する設計
11.ストラット-タイモデル
12.不静定構造物
13.建物への応用
14.橋への応用
15.性能評価とメンテナンス

教科書・参考書等

Prestressed Concrete Structures: Michael P Collins, Denis Mitchell, Prentice-Hall

関連科目・履修の条件等

コンクリート構造、構造力学の基礎知識を習得していることが望ましい

成績評価

レポート提出,試験等による。

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