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地震被害を軽減するための具体的な方策をいくつか解説する。地震防災の基本は施設の耐震化にあるが,地震動とそれを受ける側の耐力とを把握することで合理的な対応が可能になる。そこで,現有施設や地盤の弱点箇所を抽出するため,常時微動を利用した地震動特性の把握方法ならびに耐震性や健全性の評価方法について述べ,次に,地震動の不測の事態を回避するために使われている地震警報システムについて概説する。
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