大空間構造デザイン論   Structual Design of Large Span Buildings

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担当教員
元結 正次郎 
使用教室
火5-6(G324)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
92012
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

巨大な無柱空間を形成する空間構造を設計するために重要な課題となる問題点を説明し,その問題点を解析,克服するための方法,特に構造物に見られる幾何学的な非線形挙動を追跡するために考慮すべき点について講述する。

講義の目的

巨大な無柱空間を形成する空間構造を設計するために重要な課題となる問題点を理解し、その問題点を解析、克服するための方法を習得する.特に大空間構造物において重要な課題となる幾何学的非線形挙動を追跡するために考慮すべき点を学ぶ.

講義計画

・特殊空間における構造形態の認識
1.曲線座標系とテンソル
2.基底ベクトルと計量テンソル
3.座標系間の成分変換
4.ひずみテンソル
5.応力テンソルと構成則
6.ひずみエネルギーと平衡方程式の誘導

・幾何学的非線形性
7.幾何学的非線形問題とは?
8.実現象における安定構造物の不安定化現象
9.実現象における不安定構造物の安定化現象
10.分岐、飛越および屈伏座屈の紹介
11.固有値問題としての座屈

・曲面構造の構造デザイン
12.形態解析
13.座屈解析および崩壊解析
14.膜構造における立体裁断
15.具体的事例紹介

成績評価

レポート提出等による.

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