人間を取り巻く環境を光、色などといった視覚的な側面から捉え、それらの環境工学的な特性と、その計測、解析技術について講述する。また、視覚的な情報と人間の生理、心理との関連性、ならびにそれらと環境の快適性との関係についても講述する。
受講生には、人間を取り巻く視環境を、有用で快適なものとするための設計理論、設計技術の最前線を理解し、エネルギーを有効利用した上で、より快適な視環境をデザインできる技術を身につけてもらう。さらに、受講生自らが関連分野で未だ積み残されている問題を発見できるよう、ワークショップ形式の発表も課す。
教科書:使用しない。
参考書:藤井修二・中村芳樹他著、建築環境のデザインと設備、市ヶ谷出版社
河本康太郎、中村芳樹著、省エネルギー照明技術、(財)省エネルギーセンター
なし
受講者全員に課す10分程度のレポート発表と、学期末までに提出するレポートに基づいて評価する。