- 担当教員
- 塩浦 昭義
- 使用教室
- 木7-8(W9-607)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 68065
- シラバス更新日
- 2015年9月24日
- 講義資料更新日
- 2016年1月19日
- アクセス指標
-
- 学期
- 後期
講義概要
この講義では，数理計画（数理最適化）と経済学の繋がりについて説明します．
講義の目的
離散最適化の理論である離散凸解析が， オークション理論にどのように役立つかを説明します．
複数の不可分財に対する繰り返しオークションを 離散凸解析の観点から理解し，解析を行った下記の論文について，その内容を詳しく説明します．
K. Murota, A. Shioura, and Z. Yang: Time bounds for iterative auctions: a unified approach by discrete convex analysis, Technical Report METR 2014-39, University of Tokyo, December 2014.
講義計画
理解を深めるために，演習を適宜行いながら講義を進めていきます．
教科書・参考書等
教科書：とくになし．
参考書：離散凸解析に関する以下の文献が参考になります．
室田一雄: 離散凸解析, 共立出版, 2001
室田一雄: 離散凸解析の考えかた---最適化における離散と連続の数理, 共立出版, 2007
K. Murota: Discrete Convex Analysis, SIAM, 2003
室田一雄, 塩浦昭義: 離散凸解析と最適化アルゴリズム, 朝倉書店, 2013
田村明久: 離散凸解析とゲーム理論, 朝倉書店, 2009
関連科目・履修の条件等
とくになし．
成績評価
レポートの提出状況によって評価します．
出席回数も評価の参考にします．
状況によっては試験も行います．
