制度設計理論特別講義   Advanced Economic Theory

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担当教員
下村 研一 
使用教室
集中講義等 (W9-626)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
68066
シラバス更新日
2011年10月21日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期

講義概要

ミクロ経済学の基礎を習得している学生を対象に,ミクロ経済学の古典的な理論モデルを学ぶ。最初にモデルの背景,次にモデル分析に使う概念と数学表現,その操作方法を簡潔に説明する。そしてモデルに関する定理を仮定と結論に分け,仮定から結論がいかに導かれるか(つまり証明)を講義する。講義予定のモデルは,一般均衡モデル,社会的選択モデル,Dixit-Stiglitzモデル等を考えている。

講義の目的

現代経済学の基礎理論を理解する.基礎理論を形成するモデルに埋め込まれて
いる経済への問題意識と数学表現の無矛盾性はともに重要であるので,その両方を理解しよう.

講義計画

1.一般均衡モデル
2.社会的選択モデル
3.Dixit-Stiglitzモデル

教科書・参考書等

Mas-Colell, Andreu, Michael D. Whinston, and Jerry R. Green (1995),
Microeconomic Theory, Oxford University Press.

関連科目・履修の条件等

学部レベルのミクロ経済学と解析学(開集合,閉集合,点列,関数の連続性等)

成績評価

出席とレポート(レポートは授業中に出す練習問題を解いて提出)

担当教員の一言

普段学習する機会のない古典的な理論モデルを学ぶ機会として
この授業が活用されることを願っています.

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