マーケティング・サイエンスのコアとなる消費者行動について体系的に講義する。
受講生が消費者行動についての体系的知識を獲得することによって、市場の動きをどのように読むか、市場からの情報をどのように入手するかについてスキルアップできることを目的とする。
消費者を情報処理系として捉える視点から、消費者行動論、社会心理学、行動経済学等で展開されている研究を取り上げる。
数名でチームを形成し、講義で取り上げたことの適用事例についてディスカッションし課題レポートを提出、またはプレゼンテーションする形で相互作用型の講義を進める。
参考書; 守口 剛、竹村和久編著『消費者行動論』、八千代出版、2012.
『製品設計・開発』の科目を履修していることが望ましい。また学部レベルの統計学の基礎知識を持っていることが望まれる。
課題レポート作成、授業参加度合、期末試験を総合的に評価する。
受講生の得意とするところを伸ばすためにも、異分野としての社会科学のマーケティング・サイエンスの知識が役立つところは少なくないと思われます。受講生間のディスカッションにも積極的に参加して考え方を広げられることをお勧めします。
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