流通論   Distribution Channels

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担当教員
鍾 淑玲 
使用教室
火5-6(W9-201)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
67071
シラバス更新日
2011年4月7日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期

講義概要

本科目は、商業・流通の社会的意義、流通と消費の懸隔、流通機能や商的・物的・情報的流通と流通機構、最終消費者としての非組織的と消費者問題への組織的な流通の関わり、小売業の役割、分類、構造および小売ミックス、小売業態の生成・発展に関する理論、卸売業の役割、機能、形態、構造、マーケティング・チャネルの設計、パターン、管理、情報・物流システム化および情報化の進展する中で流通企業の情報化対応、政府が主とする流通業者、流通活動、流通構造への支援、規制、政策、小売国際化についての課題を議論し・検討する。講義形式は、講義、ディスカッション、および受講者によるグループ発表を行う。

講義の目的

1. 流通システムおよびマーケティング・チャネル管理に関する基礎知識と概念の修得。
2. ケース・ディスカッションとグループ研究を通じて理解を深める。

講義計画

第1回  イントロダクション/ 流通・商業・マーケティングの概念 
第2回  流通機能と流通機構(1)
第3回  流通機能と流通機構(2) 
第4回  消費者と流通/ケース・スタディ1
第5回  小売業者と流通/ケース・スタディ2
第6回  小売業態の生成・発展に関する理論:小売の輪仮説、真空地帯仮説
/ケース・スタディ3
第7回  卸売業者と流通/ケース・スタディ4
第8回  メーカーと流通(1)/ケース・スタディ5
第9回  メーカーと流通(2)/マーケティング・チャネルのパワーとコンフリクトの理解
第10回 流通と情報/ケース・スタディ6
第11回 日本の流通政策と流通構造の変化
第12回 小売の国際化(1)/ケース・スタディ7
第13回 小売の国際化(2)
第14回 グループ研究の結果報告
*注意* 講義内容および講義日程は変更する可能性がある。詳しくは開講後にお知らせする。

教科書・参考書等

(1) 青木均・石川和男・尾崎真・斎藤忠志著(2007)『新流通論』創成社。
(2) 加藤義忠・斎藤雅通・佐々木保幸編(2007)『現代流通入門』有斐閣ブックス。
上記(1)を主テキストとし、適宜プリント資料を配布する。主テキストが入手困難の場合は(2)を購入してください。他の参考文献は開講後に紹介する。

関連科目・履修の条件等

学部科目「マーケティング管理」、または大学院科目「マーケティング」を履修すること。

成績評価

出席および議論における発言の積極性 30%
グループ発表(ケース・スタディとグループ研究) 40%
レポート(A4用紙4枚以上) 30%

担当教員の一言

ケース・ディスカッション、グループ研究に積極的に参加すること。

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