社会理工学プロジェクトマネジメント   Project Management in Decision Science

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担当教員
冨永 章 
使用教室
金5-6(W9-201)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
67064
シラバス更新日
2010年9月20日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期

講義概要

「個人の身の回りから組織・企業・社会に至るまで,目標・期限・資源の制約が明確で個々にユニークな「プロジェクト」が多数ある。

本授業では,プロジェクトの目標を達成する方策としての,PM(プロジェクトマネジメント)を学ぶ。講義が主体であるが,世界でこの半世紀に蓄積・発展してきた,「モダンPM(現代PM)」のノウハウを知ることで,各自の実践への適用と効果的なPM追究の基盤とする。また,受講者の目標達成への動機づけや,方策の強化を目指す。

講義の目的

目標、期限、資源の制約を持つ独自の仕事をプロジェクトといい、対象分野を問わず誰の身の回りにもあるといえる。「モダンPM」はプロジェクトの成功裡遂行のために、欧米を中心にこの半世紀で蓄積・展開されてきたマネジメントの形式知である。つまり、目標を「運よく」ではなく「必然的に」達成するためのノウハウともいえる。これを修得することで、今後のプロジェクト成功に役立てる。

講義計画

次の内容を14回で学ぶ:
1)プロジェクトとモダンPM
2)プロジェクト・リスクマネジメント
3)EVM(アーンドバリュー・マネジメント)の基礎
4)EVMの応用
5)プロジェクト品質マネジメント
6)プロジェクト・コストマネジメント
7)モダンPMの各種手法
8)調達マネジメントと契約
9)動機付けとパーソナルPM
10)モダンPMの適用分野と成功要素
11)グループ検討
12)ITにおけるPM

教科書・参考書等

1回目は資料配布、2回目以降は各回資料をeメールで事前配布する。

関連科目・履修の条件等

なし。

成績評価

出席と簡単なレポート。

担当教員の一言

モダンPMの適用対象は、社会システムから個人プロジェクトに至るまで広範囲である。目標達成の手段を共有することでプロジェクトの成功率が高まるだけでなく、自己の達成感も高まる。プロジェクトの連続ともいえる人生にも、是非役立てたい。

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