オペレーションズマネジメントの本質(業務連鎖,源流管理、標準化と改善)を示した上で、
1.わが国文化とものづくりの強みと弱み
2.品質マネジメントと源流管理としての品質工学
3.SCM(サプライチェーンマネジメント)の現状と問題
4.欧米流全体最適の改善手法であるTOC(制約理論)
のトッピクスに焦点を当てて、講義・(グループ)討論・プレゼンテーションを行う
科学的管理法からリーン生産方式までの生産パラダイムのシフトを展望した上で、
オペレーションズマネジメントを構成するSCM(サプライチェーンマネジメント)
及び新製品開発マネジメント(コンカレントエンジニアリング)の考え方、手法、
及び全体最適の観点からTOC(制約理論)の考え方について解説する。
1. 企業経営とオペレーションズマネジメント
2. オペレーションズマネジメントの歴史とわが国の優位性・問題点
3. 日本的管理方式概論(JIT、TQC、TPMなど)
4. SCM(サプライチェーンマネジネント)とロジスティクス
5. 新製品開発マネジメントとそのプロセスのあり方
6. TOC(制約理論)の体系と手法ビジネス戦略と生産技術開発戦略
7. オペレーションズマネジメントとIT
8. その他最新の動向
以上の話題について、4テーマ程度を選定し適宜グループ討論とプレゼンを行う
「オペレーションズマネジメントの基礎 -現代の経営工学-」(朝倉書店)
「生産マネジメントの手法」(朝倉書店)
「製品開発論」(朝倉書店)
「ザ・ゴール」(ダイヤモンド社)
学部授業科目、生産管理、品質管理を履修していることが望ましい
レポート提出及びプレゼンテーション
毎回議論の時間をとる予定。積極的な発言を望みたい。