社会理工学プロジェクトマネジメント   Project Management in Decision Science

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担当教員
冨永 章 
使用教室
金5-6(W9-201)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
67064
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期

講義概要

「個人の身の回りから組織・企業・社会に至るまで,目標・期限・資源の制約が明確で個々にユニークな「プロジェクト」が多数ある。

本授業では,プロジェクトの目標を達成する方策としての,PM(プロジェクトマネジメント)を学ぶ。講義が主体であるが,世界でこの半世紀に蓄積・発展してきた,「モダンPM(現代PM)」のノウハウを知ることで,各自の実践への適用と効果的なPM追究の基盤とする。また,受講者の目標達成への動機づけや,方策の強化を目指す。

講義の目的

明確な目標および期限と資源の制約をもつ独自の仕事をプロジェクトという。それを成功させる目的の
マネジメント手法、PM(プロジェクトマネジメント)を学ぶ。「モダンPM」という形式知として欧米中心
に蓄積展開されてきたが、現在はISO21500として制定中でもあり、目標達成の手段として是非身につけたい。

講義計画

以下のテーマについて各1~2回の講義を行い、討議や客観クイズを混ぜる。
1.プロジェクトおよびプロジェクトマネジメント
2.プロジェクト・リスクマネジメント
3.EVM(アーンドバリュー・マネジメント)の基礎と応用
4.プロジェクト調達マネジメント
5.プロジェクト品質およびコストのマネジメント
6.モダンPMの各種手法
7.PMの適用分野、成功則失敗則
8.動機付けとパーソナルPM
9.ITシステム構築のPM
選択課題の簡単なレポートと希望者によるプレゼンテーションで関心を高める予定。

教科書・参考書等

毎回特別な資料を配布する。2回目以降はeメールで事前送付する予定。

関連科目・履修の条件等

とくになし。

成績評価

出席と簡単なレポート

担当教員の一言

モダンPMの適用範囲は社会システムから個人プロジェクトに至るまで広範囲である。人生もプロジェク
との連続といえなくもない。身の回りの実プロジェクトに当てはめながら考えられたい。

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