- 担当教員
- 安田 洋史
- 使用教室
- 火3-4(W9-311)
- 単位数
- 講義：1 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 67061
- シラバス更新日
- 2008年10月1日
- 講義資料更新日
- 2008年10月1日
- 学期
- 後期
講義概要
経営環境が激しく変化する中で，いかに社外の経営資源を有効に活用していくかが企業経営にとって重要になっている。戦略的提携やM&Aはこれを実現するための施策であると言える。
本講義では戦略的提携を中心に，その理論的根拠や分析手法などについて論じる。
併せて，これを実践していくうえで必要となる技法や留意点についても紹介する。
これにより戦略的提携についての理解を深めるとともに，それを実践するうえで必要な基礎的知識を習得することを目的とする。講義の後半では同様の視点からM&Aを中心に論じる。また毎回，最近の提携事例を取り上げて学生による発表と討議を行う。
講義の目的
企業が経営戦略を遂行するうえで昨今特に注目されている戦略的提携（アライアンス）およびＭ＆Ａに
焦点をあてる。その背景と動向、理論的根拠、実践手法、留意点等についての理解をとおして、その全体
像と企業経営における位置付けを把握することを目的とする。
講義計画
各回の主要テーマは以下のとおりとするが、毎回具体的なケースをとりあげて議論を行い、
実践的側面を重視した講義を行う。
１． 戦略的提携とＭ＆Ａ：その背景と動向
２． 戦略的提携の代表的形式
３． 戦略的提携の理論と分析フレームワーク
４． 戦略的提携の進め方
５． 戦略的提携を行ううえでの留意点
６． Ｍ＆Ａの手法と評価
７． Ｍ＆Ａの実践
教科書・参考書等
テキスト・参考文献については開講時に示す。また必読資料等は適宜コピーを配布する。
関連科目・履修の条件等
経営戦略論の基礎的概念・用語について理解していること。
成績評価
クラス討議への貢献、課題発表およびレポート。
担当教員の一言
企業経営の現場での具体的事例を紹介することで概念や理論の理解を深める。
