- 使用教室
- 木5-6(W9-414)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 67058
- シラバス更新日
- 2008年10月1日
- 講義資料更新日
- 2008年10月1日
- 学期
- 後期
講義概要
技術の創造から事業化までのイノベーション創出サイクルの活性化は，(1) 国家戦略・社会制度，(2)企業レベルでの組織文化，(3) 時代背景といった３つの次元で象づくられるインスティテューションとの共進のダイナミズムに大きく依存するとの認識に則り，３つの次元，それぞれに則した実証的な分析を通じて共進のダイナミズム解明のための発展教育を行う。
We recognize that activation of the innovation cycle from generation of technology to its commercialization heavily depends on the co-evolutionary dynamism between innovation and institutional systems that are defined in three dimensions; 1) National Strategy ・ Socio-Economic System, 2) Entrepreneurial Culture & Organization, and 3) Historical Perspectives. Based on such insights, we provide advanced education aimed at elucidating the co-evolutionary dynamism through empirical analyses to cover each of these three dimensions.
講義の目的
特に（日本のユニークな）イノベーションとインスティテューションの共進ダイナ
ミズムについて、経営工学/MOTの様々な分野の観点から考察・講義し、かつ企業人が体得したインタ
ンジブルなダイナミック・メカニズムについて実際的な教育を行う。受講生には、その内容を理解・
吸収し、体系化、可視化、操作化を試行してもらう。未来のSIMOT研究者およびビジネスリーダーに
必須の内容である。
講義計画
1. Intro-1（渡辺、菊池）
2. Intro-2（渡辺）
3. Intro-3（渡辺）
4. Title（経営工学/IM研究科教授）、Title（経営工学/IM研究科教授）
5. Title（経営工学/IM研究科教授）、Title（SIMOT研究員）
6. Title（経営工学/IM研究科教授）、Title（SIMOT特任教授）
7. Title（経営工学/IM研究科教授）、Title（SIMOT特任教授）
8. Title（経営工学/IM研究科教授）、Title（SIMOT特任教授）
9. Title（SIMOT特任教授）、Title（SIMOT研究員）
10. Title（SIMOT特任教授）、Title（SIMOT特任教授）
11. Title（経営工学/IM研究科教授）、Title（SIMOT協力員）
12. Title（経営工学/IM研究科教授）、Title（SIMOT特任教授）
13. Colloquium - 1
14. Colloquium - 2 （必要に応じ、適宜補講を開講）
教科書・参考書等
事前に、適宜、必要なデータ・テキスト・資料を配布。履修生は事前の十分な読込みが求められる。
関連科目・履修の条件等
英語の理解力、経営工学全般に亘る基礎的な知識
成績評価
毎回のShort report、Class Participation、期末発表
担当教員の一言
講義、討議は原則的に英語で行うが、適宜判断する。講義の際の資料・Short reportも原則英語。
Colloquiumでは履修生各人の発表および「徹底した」討議を行う。
その他
【講義形式・時間】5、6限のみならず、ランチタイムも活用。従前よりも内容を充実・拡大。
【第一、 第二の違い】相対的に、第一は、基本理論色、第二は、実践応用色が強いので、標準的には、第一、第二の順に受
講することが推奨されるが、逆の場合でも理解できるように構築されている。
【非常勤特任教授のBackground】
安田：（株）東芝 ｾﾐｺﾝﾀﾞｸﾀ社提携・戦略担当部長、鮫島：弁護士・弁理士 内田・鮫島法律
事務所、増田：前石油公団理事，元国際ｴﾈﾙｷﾞｰ機関 (IEA) 石油市場・緊急時局長、小林：現筑波大学教授、前
産総研 技術情報部門研究顧問、保々： 日本ｵﾗｸﾙ執行役員 ｵﾗｸﾙﾕﾆﾊﾞｰｼﾃｨ本部長、Peter
Mertens：シーメンス技術部長,皆川：NECﾊﾟｰｿﾅﾙﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂCRM責任者、山田：ﾈｸｽﾃｯｸ社長
【その他】COE-SIMOT ｽｰﾊﾟｰﾄﾞｸﾀｰ、若手研究者、RAは必修。
