マーケティングに関する基礎的概念の修得とその現実問題への応用。課題の設定とそのディスカッションをすることで,企業のマーケティング戦略体系の理解を深める。さらに,国際化社会,サービス社会におけるグローバル・マーケティング,小売マーケティング,サービス・マーケティングなど,21世紀における様々なマーケティングの基本概念を習得する。
1. マーケティングに関する基礎的概念の修得とその現実問題への適用、応用。
2.課題の設定とそのディスカッションをすることで、マーケティングの理解を深めること。
第Ⅰ部 マーケティング戦略とマーケティング・ミックスの展開
第1・2回 イントロダクション/ マーケティングとマーケティング・プロセス
第3回 競争優位のための市場細分化、標的市場の選択およびポジショニング
第4・5回 製品とブランドに関する戦略
第6回 価格設定と価格政策
第7回 マーケティング・チャネルのマネジメント
第8回 統合型マーケティング・コミュニケーションのマネジメント
第Ⅱ部 21世紀のマーケティング
第9・10回 グローバル・マーケティング(and グループ発表)
第11~13回 小売マーケティング(and グループ発表)
第14回 サービス・マーケティングとソーシャル・マーケティング(and グループ発表)
教科書:
1.準教科書:フィリップ・コトラー、『コトラーのマーケティング・マネジメント(基本編)』、ピアソン・エデュケーション(はじめてマーケティングを受講する学生は可能な限り購入すること。)
2.後半はテーマごとにテキスト資料を配布する。
参考書:
1.フィリップ・コトラー、ゲイリー・アームストロング(2003)『マーケティング原理』ダイヤモンド社。
2.フィリップ・コトラー、ケビン・レーン・ケラー(2008)『コトラーのマーケティング・マネジメント第12版』ピアソン・エデュケーション。
3.薄井和夫(2003)『はじめて学ぶマーケティング(応用編)マーケティングと社会』大月書店。
4.近藤文男(2004)『日本企業の国際マーケティング』有斐閣。
5.矢作敏行(2007)『小売国際化プロセス』有斐閣。
6.吉原秀樹・板垣博・諸上茂登(2003)『ケースブック国際経営』有斐閣ブックス。
出席率が2分の1以下の学生、またはレポート未提出者は基本的に評価対象外とする。
出席および議論における発言の積極性 30%
プレゼンテーション 30%
レポート(A4用紙4枚以上)40%
『日本経済新聞』、『日経MJ』や『日経ビジネス』等は必ず読みビジネスの世界での動きに関心をもつこと。
事前にケースや配付資料をよく読んで、積極的にディスカッションに参加すること。
レポート課題は別途知らせる。