財産的にも人格的にも大切な情報をどのように取扱いを行うべきか=「情報マネージメント」、について、関連する諸法、制度の枠組みとはどのようなものか。情報について多角的な視点から問題検討を行う。日本における情報関連法制の基礎的な理解、米国法を中心にした比較法的な学習を行ってもらう。
ネットワーク法やセキュリティ法の分野で近年重要となっている問題を取り上げて検討する。これとあわせて、法律学的に検討する素養として外国法に関する文献・資料等を利用できるようにする。
ビックデータ、パーソナルデータ、IoT等と個人情報保護法制に関連した問題を取り扱う予定である。
本年(2015年)度はGPSデータ等の取扱いの法的問題を議論する英語論文資料を中心に、対応する日本語の文献を輪読する。
関連する英語論文等の資料を事前に配布する。(OCWi等を利用する)
履修人数が多い方が負担が軽減されるので,積極的な参加を希望する。報告担当者(レポーター)は休まないこと(休む場合は必ず連絡する)
講義への参加、課題への取組により評価する。
英語辞書(電子辞書可)を持参することが望ましい。