本講義では、近年世界的に重要性を増しているエネルギーや環境の問題について、国内外の状況や、関連する産業および政策の仕組みに関する基礎を理解する。また、政策が企業や産業に及ぼす影響について、データやこれまでの実証分析の結果等から考察する。
国内外のエネルギー・環境政策やその背景について、制度的側面から理解を深めるとともに、そのような政策や制度が企業や産業に及ぼす影響の定量的評価について、具体的な分析手法等を確認しながら考察する。今後のエネルギー・環境政策を考える知識基盤を醸成することを本講義の目的とする。
回 講義内容
1 ガイダンスとイントロダクション(日本のエネルギー・環境問題の現状)
2~4 実証分析手法と分析例
5 分析ツールと事例分析の構想(1)
6~8 日本および世界ののエネルギー・環境政策の基礎知識
9 分析ツールと事例分析の構想(2)
10~12 米国および欧州のエネルギー政策動向
13~14 分析事例の議論
15 まとめ
講義の中で参考書や論文を紹介する.
特になし.
1) 成績は出席状況とレポートによって評価する.重みづけはそれぞれ0.3(出席)と0.7(レポート)である.
2) レポートの形式や評価方法等については講義の中で指示する.
3) 外部ゲスト講師を呼ぶことがある.
4) 講義の中で小トピックスを取り上げ受講者間の議論を行うことがある.
mikagoto@valdes.titech.ac.jp