紛争処理演習   Dispute Resolution

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担当教員
金子 宏直  猪原 健弘 
使用教室
月3-4(W9-910 seminar room)  
単位数
講義:0  演習:2  実験:0
講義コード
66053
シラバス更新日
2014年4月2日
講義資料更新日
2014年5月12日
アクセス指標
学期
前期

講義概要

主に、民事的な紛争に関係する紛争処理および交渉論に関する文献を輪読し理論的な理解を深めるとともに,紛争処理および交渉論の実際について具体的な設例、事例に当てはめて応用を試みる。
*「合意形成学特別教育研究コース」履修生のみ履修が可である(価値システム専攻の学生は特別演習として履修することもできる。詳しくは担当教員に問い合わせること)

講義の目的

様々な領域、様々な規模の紛争の存在をどのように認識し、その処理をどのように行うのかと検討ないし実践するためにどのような視点が必要となり、どのような理論が役立つのかについて、演習形式で学習する。履修者には各自、講義期間中、少なくとも1回は具体的な事例ないしそのモデルを分析検討して報告してもらう。

講義計画

1.紛争の意味、2.心理的側面、2.数理的側面、3.経済的側面、4.紛争解決の制度、等について、各種文献の該当する箇所を読み、最終的には、各自とりあげる紛争事例の解決に活用してもらう。

教科書・参考書等

紛争処理交渉に関する教科書文献として、たとえば、レビン小林久子編訳「新版紛争管理論」(日本加除出版)、太田=草野編著「ロースクール交渉学第二版」(白桃書房)、太田=野村編「交渉ケースブック」(商事法務)等、英語教科書文献としては「Processes of Dispute Resolution (4th edition)」(by A. S. Rau, E. F. Sherman, S. R. Peppet, Foundation Press, 2006)等、を参考にする。

関連科目・履修の条件等

履修予定者の専門分野を問わない。
本科目は、「合意形成学特別教育研究コース(コース長:猪原健弘教授、コースWebサイト:http://www.ipcob.org/course/)」のコース指定科目であり、このコースの履修生のみが履修可能である。
このコースの履修方法や修了認定方法など詳細については、コースWebサイトを参照のこと。さらに不明な点がある場合は、courses@valdes.titech.ac.jp 宛に問い合わせること。また、価値システム専攻の学生は、特別演習として履修可能なので、詳しくは担当教員に問い合わせること。

成績評価

出席および課題に関する報告により評価する。

担当教員の一言

受講生の積極的な参加を期待します。

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