民事紛争処理と手続法   Dispute Resolution and Procedure Law:Civil

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担当教員
金子 宏直 
使用教室
月1-2(W9-910 seminar room)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66019
シラバス更新日
2014年4月3日
講義資料更新日
2014年4月7日
アクセス指標
学期
前期

講義概要

世の中で生じる様々な民事紛争がどのような手続により解決されるのかについて、近時問題となっている具体的な例を取り上げて、日本における紛争の解決、外国における解決手続に関して法理論的、法実務的問題があるのかについて検討する。

講義の目的

民事司法制度(民事訴訟法等の手続法)を中心とした紛争解決手続について、日本と外国との比較法的な検討をおこなうために、外国法に関する文献・資料等を利用できるような素養を身につける。

講義計画

英語等の文献を中心に輪読する。本年度2014年度はテーマとしてマンガ著作物等の分野で生じる著作権侵害の問題等を、日本法と、主に米国法(英語)の文献を利用して学習する。

教科書・参考書等

履修者には課題の英語論文等を配布する。参照する日本語文献やプリント等を適宜用意する。

関連科目・履修の条件等

レポーター方式(毎回報告者を割り振る)で講義(解説および討論)を行うので1回目から継続して参加してもらいたい。学部で法律科目を学習した経験のない人は、民法等の基本的学習を行いつつ講義に出席してもらいたい。本年度扱うテーマは総合科目「科学技術と知的財産権」(後期)等が役立つ。

成績評価

講義の参加状況と各自の課題に関する報告等により評価する。

担当教員の一言

関連する問題についての資料や論文を読んでもらう。

本講義は、「社会的サービス価値のデザイン・イノベーター育成プログラム特別教育研究コース(コース長:木嶋恭一教授、コースWebサイト:http://www.service-i.titech.ac.jp/)」、「合意形成学特別教育研究コース(コース長:猪原健弘准教授、コースWebサイト:http://www.ipcob.org/course/)」、および、「COEエージェントベース社会システム科学の創出・価値創造社会システム科学特別教育研究コース(コース長:出口弘教授、コースWebサイト:http://www.absss.titech.ac.jp/)」のコース指定科目である。本講義を履修する場合、これら3つのコースのいずれかを履修することが望ましい。これらのコースの履修方法や修了認定方法など詳細については、各コースWebサイトを参照のこと。さらに不明な点がある場合は、courses@valdes.titech.ac.jp 宛に問い合わせること。

その他

偶数年度開講科目。

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