ソリューション科学実践   Solutions Science in Practice

文字サイズ 

担当教員
坂野 達郎  飯島 淳一  下田 隆二  小田 拓也  荒木 和路  斎藤 健一郎  松本 吉彦  馬場崎 忠利  森原 淳  藤田 和重  竹下 健二  原 亨和  藤井 正明  益 一哉  小池 康晴 
使用教室
月5-6(W9-203 seminar room)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
66069
シラバス更新日
2013年4月9日
講義資料更新日
2013年4月9日
アクセス指標
学期
前期

講義概要

本学においては、近い将来に実現すべき社会・産業課題を設定し、学内外と広く連携して組織的に取り組む「ソリューション研究」を推進している。本講義では、技術に対して社会経済価値を与えるためのソリューションを提供できる人材の育成を目指す。実際にソリューション研究に従事し、またはソリューション研究の企画・形成を目指し、社会・産業の課題に対応した研究開発を実践しつつある研究者・技術者、企業人、技術企画担当者等の実践的な活動状況の報告とこれを踏まえた討論を行い、課題対応型研究開発に対する理解を深める。
また、これらの講義・討論への参加と並行して、グループ演習として「プロジェクト」の企画、発表を行う。具体的には、受講生3名程度でひとつのグループを編成し、講義で説明された内容から分析対象を選び、その説明や関連の調査、グループ内での討論を踏まえて、企業等や大学における課題対応型研究開発が抱える課題を抽出し、その課題への対応策を提案する。

講義の目的

本講義では、技術に対して社会経済価値を与えるためのソリューションを提供できる人材の育成を目指し、課題対応型研究開発プロジェクトの企画立案に必要な知識・技能を教授・育成するとともに、この種の研究プロジェクト実施にあたって留意・配慮すべき事項への視点の育成を目指す。

講義計画

【1】4月 8日(月)
・授業計画の説明、導入、課題対応型研究開発のあり方と課題、「プロジェクト」の進め方
【担当:社会理工学研究科 坂野准教授、飯島教授、ソリューション研究機構 下田教授、小田特任准教授】

【2】4月15日(月)
・課題対応型研究開発における企業の役割についてー企業の研究開発を中心に(1)
(AESセンターENEOS共同研究部門)【担当:斎藤健一郎 特任教授; 松本吉彦 特任教授】

【3】4月22日(月)
・東京工業大学における課題対応型エネルギー研究開発へのAESセンターの取組み)【担当:小田拓也 特任准教授】
(4月29日(月)は昭和の日、5月6日(月)は振替休日で授業なし。)

【4】5月 9日(木)(月曜日の授業を実施)
(注)木曜日ですが、祝日等で出来ない月曜日の授業を補償するため。
・課題対応型研究開発における企業の役割についてー企業の研究開発を中心に(2)
(ソリューション研究機構先進エネルギー国際研究センター(AESセンター)東京ガス共同研究部門)【担当:荒木和路 特任教授】

【5】月13日(月)
・課題対応型研究開発における企業の役割についてー企業の研究開発を中心に(3)
(AESセンターNTT・NTTファシリティーズ共同研究部門)【担当:馬場崎忠利氏】

【6】月20日(月)
・課題対応型研究開発における商社の役割
(AESセンター三菱商事共同研究部門)【担当:森原淳 特任教授】

【7】5月27日(月)
・社会課題に対応する情報流通基盤整備への取り組み
(ソリューション研究機構社会情報流通盤研究センター)【担当:藤田和重 特任教授】

【8】6月 3日(月)
・プロジェクト発表(第1回)

【9】6月10日(月)
・課題対応型研究開発への取り組み事例(ソリューション研究機構の研究プロジェクトからーその1)【担当:竹下健二・原子炉工学研究所教授(ソリューション研究機構協力教員)】

【10】6月17日(月)
・課題対応型研究開発への取り組み事例(ソリューション研究機構の研究プロジェクトからーその2)【担当:藤井正明 ソリューション研究機構(資源化学研究所)教授】
【11】6月24日(月)

・課題対応型研究開発への取り組み事例(ソリューション研究機構の研究プロジェクトからーその3)【担当:原 亨和 ソリューション研究機構(応用セラミックス研究所)教授】

【12】7月 1日(月)
・課題対応型研究開発への取り組み事例(ソリューション研究機構の研究プロジェクトからーその4)【担当:益 一哉 ソリューション研究機構(精密工学研究所)教授】

【13】7月 8日(月)
・課題対応型研究開発への取り組み事例(ソリューション研究機構の研究プロジェクトからーその5)【担当:小池康晴 ソリューション研究機構(精密工学研究所)教授】

【14】7月15日(月)(祝日(海の日)ですが授業を行います)
・プロジェクト発表(第2回)

【15】7月22日(月)
・課題対応型研究開発に関する政策動向について、まとめ【担当:下田教授、坂野准教授】

教科書・参考書等

教科書・参考書等は使用しない。必要な資料は適宜配布する。

関連科目・履修の条件等

特に制限しない。

成績評価

授業への出席・参加 50%、プロジェクト50%

連絡先(メール、電話番号)

下田 shimoda@iri.titech.ac.jp
小田oda@ssr.titech.ac.jp
坂野 sakano.t.aa@m.titech.ac.jp

オフィスアワー

各授業終了後に1時間半(予定)

その他

関連サイト http://www.ssr.titech.ac.jp/

このページのトップへ