社会システム論   Social Systems Science

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担当教員
今田 高俊 
使用教室
月5-6(W9-707)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66007
シラバス更新日
2012年4月3日
講義資料更新日
2012年3月26日
学期
前期

講義概要

第二次世界大戦後に構築されたシステム・パラダイム群と社会学の関係を考察し,社会システムの理論化のためのポイントを学ぶ。具体的には,一般システム論,情報理論を含むサイバネティックス,社会学の構造機能主義,経済学の一般均衝理論,文化人類学の構造主義,自己組織性論などにおけるシステム思考の特徴を比較することで,学際的なシステム科学を模索する。

講義の目的

システム科学のパラダイム群と社会学の関係を考察し,社会システムの理論化のためのポイントを学ぶ。特に,みずからの手でみずからの構造を変える自己組織システムについて,自己創成(オートポイエシス:生物学),ゆらぎが共鳴しあって新たな構造や秩序を形成する側面を理論化する協同現象論(シナジェティクス:物理学),散逸構造論(熱力学)など,システム論の新しい展開を摂取して,従来の枠組みを超えた社会システム論を考察する。本年度は,システムの創発特性(emergent property)についてセミナー形式で,議論を重視しておこなう(授業は日本語と英語の折衷で実施を予定)。 

 We learn in this class the essential point for theorizing social system through inquiring the relation between systems science and sociology. We especially focus on self-organization system which changes its structure by its own self in relation to synergetics, theory of dissipative structure and autopoiesis. This year, we will hold a seminar to learn Emergent Property of social system. Vigorous discussions are welcome. In this coursework Japanese and English will be used in mixture.

講義計画

資料に基づいて2~3回の講義をおこない、その後、Sawyer, Keith, 2005, Social Emergence: Societies As Complex Systems, Cambridge: Cambridge Univ. Pressを輪読して、理解を深めます。

教科書・参考書等

授業中に関連する文献資料を配布。

関連科目・履修の条件等

活発に議論する用意があること。

成績評価

授業での報告・討論への参加とレポートによります。

担当教員の一言

価値システム専攻だけでなく、経営工学、社会工学、建築学、情報科学などの分野にも関連しますので、この方面の学生諸君の参加を歓迎します。

本講義は、社会理工学研究科に設けられたいくつかの教育研究コースの授業に指定されている。修方法や修了認定方法 など詳細については、各コースWebサイトを参照のこと。さらに不明な点がある場合は、courses@valdes.titech.ac.jp 宛に問い合わせること。

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