経済学の基本的な考え方を使って、日本経済に関する最近のトピックスを順次取り上げる。日本経済の現状を理解し、今後の変化の方向やあるべき姿、行うべき政策を考察する。分析に使われる理論については、その都度説明するが、証明することよりは、それが現実の分析に実際にどう使われるのかに重点を置いて講義を進める。それぞれの問題について講義で提示する分析や考え方について、受講者とディスカッションを行うことで、問題に対する理解を深める。
毎回一つのテーマについて分析を説明し、受講者とディスカッションする。そこで使われる経済理論についてはその都度簡単な説明を行う。
経済学の基本的な考え方を使って、日本経済に関する最近のトピックスを順次取り上げる。日本経済の現状を理解し、今後の変化の方向やあるべき姿、行うべき政策を考察する。分析に使われる理論については、その都度説明するが、証明することよりは、それが現実の分析に実際にどう使われるのかに重点を置いて講義を進める。それぞれの問題について講義で提示する分析や考え方について、受講者とディスカッションを行うことで、問題に対する理解を深める。
毎回一つのテーマについて分析を説明し、受講者とディスカッションする。そこで使われる経済理論についてはその都度簡単な説明を行う。
日本経済に関する最近のトピックスを分析することを通じて、経済学的な考え方を理解する。
第1週 講義計画の説明・経済とは何だろうか?
第2週 大震災の経済的影響~需要と供給
第3週 人口高齢化~総人口と労働力人口の減少
第4週 バブルと失われた20年~戦後日本経済概観
第5週 円高はなぜ止まらない~国際収支と為替レート
第6週 中国発展の影響~基軸通貨とは何か
第7週 お金とは何か~金融の機能
第8週 インフレとデフレ~金融政策
第9週 株価をどう考えるか~資産価格の理論と現実
第10週 日本の財政は破綻するか?~財政政策
第11週 欧州の財政危機~国際通貨制度
第12週 誤解される比較優位~国際貿易
第13週 危険回避と合成の誤謬~マクロとミクロ経済学
第14週 何のための経済発展か~経済成長論
第15週 構造改革論を振り返る~政治経済学
第16週 期末試験
※10月14日(金)と10月18日(火)は休講
教科書は使用しない。
履修条件なし。経済学概論など経済学の基本知識があればより望ましい。
受講者が10名未満の場合には、授業中のディスカッションの評価50%、期末試験50%。
受講者が10名を超える場合は、中間試験50%、期末試験50%。
理系の学生にとって、経済学は難しいようで実は簡単。簡単なようで結構奥が深くて面白いと思います。