サービス科学基礎論   Foundation of Service Science

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担当教員
木嶋 恭一  出口 弘  澤谷 由里子  和田 芳明  溝上 敏文  MICHAEL NORTON  碓井 誠  鳥谷部 史  矢野 亮  高見 英一郎 
使用教室
金3-4(W936)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66058
シラバス更新日
2011年4月14日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期

講義概要

本学教員と産業界からの実務家とのコラボレーションにより,前半では,新しい学際領域サービス科学の意義・定義からその現在の位置まで,社会システム科学の視点から包括的に論じる。後半は,サービス科学を実際にインプリメントしている実務家を多方面から招き,サービス科学の学問的および実践的な今をビビッドに紹介する。

講義の目的

 特別教育研究コース「社会的サービス価値のデザイン・イノベーター育成プログラム」のコア科目である。本コースを履修するすべての学生に受講することを強く勧める。本学教員と産業界からの実務家とのコラボレーションにより、前半では、新しい学際領域サービス科学の意義・定義からその現在の位置まで、社会システム科学の視点から包括的に論じる。後半は、サービス科学を実際にインプリメントしている実務家を多方面から招き、サービス科学の学問的および実践的な今をビビッドに紹介する。

講義計画

※ 以下は現在の予定であり、都合により変更することがある。

4/15(金)「オリエンテーション&サービス・システム科学とは」
木嶋恭一(価値システム専攻 教授)
荒井祐介(価値システム専攻 特任助教)

4/22(金)「サービス科学概論」
日高一義(イノベーションマネージメント研究科 教授)

4/28(木)「社会アーキテクチャデザインとしてのサービス・イノベーション」
出口弘(総合理工学研究科 教授)

5/6(金)「サービス・イノベーション・マネジメント」
澤谷由里子(JST/RISTEX フェロー)

5/20(金)「未定」
コーエーテクモゲームスの方を予定

5/27(金)「XBRLが拓く高度情報利用の可能性」
和田 芳明(NTTデータ)

6/3(金)「Sustainability and Service Innovation」
マイケル・ノートン(信州大学 特任教授)

6/10(金)「グリッド・コンピューティングとサービス科学」
溝上敏文(日本IBM)

6/17(金)「サービス・イノベーションの進展と価値共創モデル」
碓井誠(フューチャーアーキテクト株式会社)

6/24(金)「ロジカルシンキング基礎・チームビルディング」
野村総合研究所(@大手町)

7/1(金)「コンサルティング シミュレーション (1)」
野村総合研究所(@大手町)

7/8(金)「コンサルティング シミュレーション (2)」
野村総合研究所(@大手町)

7/28(金)特別講演会「地域資源の活用による地域再生:富士宮市の事例」
渡邉 英彦(富士宮やきそば学会)

教科書・参考書等

各回に講義資料を配付する。

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

(1)レポート2本(30%×2)
 表紙には名前、学籍番号、タイトル(いずれの講義についてのレポートなのか)を記載する。
 レポートの分量はA4で3ページ以上5ページ以内(表紙は含まない)。手書きは認めない。
 期日に遅れて提出されたレポートは評価しない。
 提出場所は西9号館入り口にあるメールボックスのW9-39(木嶋研究室)。
 (I)第2回~第4回の講義から1つの講義を選択し、講義内容をまとめた上で、自身の見解を述べる。
    【締切日:5月20日 午後5時】
 (II)第5回~第9回の講義から1つの講義を選択し、講義内容をまとめた上で、自身の見解を述べる。
    【締切日:7月1日 午後5時】

(2)野村総合研究所での発表演習(40%)
* ワークショップに参加できない履修者は、第5回~第9回の講義からもう1つ講義を選択し、レポートを作成すること。
    【締切日:7月8日 午後5時】

担当教員の一言

サービス・サイエンスは非常に新しい分野であり、その学問としての論点や領域についても様々な見方が存在している。そのため、産・学・官の各領域よりゲストスピーカーを招き、多角的な視点からの講義・演習を計画している。講義を通じて、サービスに関する基礎的な視座を涵養することを目指したい。

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