紛争処理に関する文献を購読し,紛争処理の実際について理解を深める。
*特別教育研究コース履修生のみ履修可(価値システム専攻の学生は特別演習として履修可,詳しくは担当教員に問い合わせること)
紛争処理に関する文献を講読し、紛争処理の実際について理解を深める。
1.紛争の意味
2.紛争の数学的側面
3.紛争のコスト
4.紛争解決の制度
テキストの下記の各節を講読する。
(1) 3頁 Richard Miller /Austin Sarat, Grievances, Claims, and Disputes:
(2) 38頁 Owen Fiss, Against Settlement
(3) 57頁 Robert Kagan, Do Lawyers Cause Adversarial Legalism?
(4) 87頁 A STRUCTURE OF NEGOTIATION
(5) 107頁 ALTERNATIVES: USING LITIGATION ANALSIS
(6) 104頁 CHOOSING AN APPROACH
(7) 182頁 PSYCHOLOGICAL AND SOCIAL ASPECT OF BARGAINING
(8) 205頁 GENDER, RACE, CULTURE AND STEREOTYPING
(9) 320頁 RICHARD LUCAS, GETTING TO A BETTER ""YES"": COMMUNITCATION SKILLS FOR CONFLICT RESOLUTION
(10) 386頁 THE FACILITATIVE v. EVALUTATIVE DICHOTOMY
(11) 404頁 THE ROLE OF THE PARTY'S ATTORNEY
「Processes of Dispute Resolution (4th edition)」(by A. S. Rau, E. F. Sherman, S. R. Peppet, Foundation Press, 2006)を貸与する。
履修予定者の専門分野を問わない。
本科目は、「合意形成学特別教育研究コース(コース長:猪原健弘准教授、コースWebサイト:http://www.ipcob.org/course/)」のコース指定科目であり、このコースの履修生のみが履修可能である。このコースの履修方法や修了認定方法など詳細については、コースWebサイトを参照のこと。さらに不明な点がある場合は、courses@valdes.titech.ac.jp 宛に問い合わせること。また、価値システム専攻の学生は、特別演習として履修可能なので、詳しくは担当教員に問い合わせること。
出席および論文内容の報告による。
受講生の積極的な参加を期待します。