ディジタル人文工学   Digital Humanities and Technology

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担当教員
徃住 彰文  赤間 啓之  村井 源  松本 斉子  河瀬 彰宏 
使用教室
月5-6(W9-203)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
66041
シラバス更新日
2011年11月27日
講義資料更新日
2011年11月27日
アクセス指標
学期
後期

講義概要

人文科学を科学的事実の蓄積の学へと方向づけるための,工学的方法論について概説する.自然言語テキストを人文科学における最も重要な研究対象として位置づけ,テキストの工学的扱いを講義の主たる対象とする.

講義の目的

テキストの処理技法,ツールを概観し,将来の方向について議論をおこなうことが,本科目の目的である.

講義計画

ディジタル人文工学がめざすところ
・人文科学の実質化
・人文科学の革新
・ソフトウェア・ツール
文字の扱い
文字からテキストへ
テキスト分析
・計量分析
・ネットワーク分析
・内容分析
文学理論の実質化
オントロジー
・辞書
・知識庫
テキスト・アーカイブ
・XML
・TEI
電子ブック
テキストの文化
・財産としてのテキスト
・知識メディアとしてのテキスト

教科書・参考書等

教科書は使用しない.必要に応じて授業資料を配布する.

関連科目・履修の条件等

大学院特別教育研究コース「ディジタル人文工学」を修了するためには,本科目の履修が必要である.なお,大学院特別教育研究コース「ディジタル人文工学」の修了を目指さない場合でも,本科目を履修することができる.

成績評価

学期末までに提出するレポートの成績に基づく.

その他

学期中に提出されたレポートは添削・評価をおこなって返却するので,レポートの作成・改良を通じてディジタル人文工学の精髄に迫る機会を追求していただきたい.

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